車載カメラを利用した通信装置

通信装置

特開2015-14845

 

特許の概要

  通信装置として、他の移動体との間でGPSを用いて得られた自身の位置情報を無線送信することで交換することは知られてます。しかし、交換する位置情報の何れかに誤差が生じた場合、正しい位置関係が把握できないという問題点がありました。
 特開2015-14845では、移動体に搭載された通信装置において、他の移動体の位置を精度よく把握できるようにすることを目標とした特許です。

 

*当社では、本特許の実用化をご検討いただける企業様を募集しております。

 

特許のポイント

 

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  • 通信装置は移動体に搭載されており、他の移動体を特定する移動体情報を含むデータを通信によって取得し、移動体の周囲に位置する他の移動体を撮像した撮像画像から他の移動体を特定するための特定情報を抽出する。そして、移動体情報と特定情報とが一致するか否かを判定し、一致する場合にデータの送信元となる他の移動体の位置が撮像画像中の他の移動体の位置を特定する。

    → 自身の移動体との相対的な位置を画像から他の移動体の位置を検出するため、精度よく他の移動体の位置を把握できる、また、通信によって位置情報を得る必要がない構成にすることができる。
     
  • さらに、他の移動体の挙動を制御する制御指令を送信することもできる。

    → 自身の移動体との相対的な位置を画像から他の移動体の位置を検出するため、精度よく他の移動体の位置を把握でき、また、通信によって位置情報を得る必要がない構成することができる。



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第1実施形態
撮像画面、車車間通信で他移動体の位置特定システム
 

  • 自身の移動体との相対的な位置を画像から他の移動体の位置を検出するため、精度よく他の移動体の位置を把握できる。また、通信によって位置情報を得る必要がない構成とすることができる。
  • 移動しつつ撮像される複数の画像を利用することで他の移動体等を立体視することができる、よって他の移動体の位置についても検出することができる。
  • 車両や運転者の状態や周囲の環境を示す情報を送信してもよい。
  • 情報を送信する側の装置で受信する側の車両の挙動を制御するようにしてもよい。

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第2実施形態
信号通信機との通信システム
 

  • 交通信号機までの距離に応じて異なる情報を取得することができる。また、これらの情報を、交通信号機を視認できる範囲内だけに送信することができる。
  • 運転者による自車両の操作性を向上させることができる。
     

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第3実施形態
車両制御装置としてのシステム
 

  • 一度登録した危険車両が接近したとき報知することができる。
  • 進路変更の案内を行う際に撮像画面に基づいて他車両との相対距離を検出するので簡素な構成とすることができる。
  • 直前車と直後車との車間距離の和を維持することができるので直前車の制動に伴って自車両が制動を行った際に、直後車からの追突を回避しやすくすることができる。

 

 

 

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