運転中でも安全にツイートできる車両向け通信システム

通信システムおよび端末装置

WO2013/089236

 

特許の概要

  多数のユーザが携帯電話等の端末装置を用いて、つぶやきたい内容等の発信内容を文字でそれぞれ入力すると、サーバがその発信内容を順に並べた状態で各端末装置に配信するシステムが知られています。しかし、端末装置の操作や視認が困難なユーザも多く、また、車両等の乗車したユーザによる使用態様を十分に考慮したものとは言い難いものです。
特許WO-2013/089236では、端末装置の操作や視認が困難なユーザであっても、つぶやきたい内容の発信を安全に送受信できることを目的とした特許です。

 

*当社では、本特許の実用化をご検討いただける企業様を募集しております。

 

特許のポイント

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  • 音声で発信内容を入力し、音声で他の通信装置からの発信内容を再生することができるため、端末装置の操作や視認が困難なユーザであってもつぶやきたい内容等の発信内容を安全に送受信できる。
  • 音声を再生する際、音声が重複しないように再生することができ、音声を聞きやすくできる。
  • 騒音等によって聞き取れなかった音声信号をユーザの指令により再度再生できる。
  • 車両の運転中のユーザがより安全に音声を入力できる。
  • 開始特定動作または終了特定動作の際、クラクションが鳴らされることを抑制できる。
  • 端末装置の操作や視認が困難なユーザであってもつぶやきたい内容等の発信内容を安全に送受信できる。
  • ユーザは自身の識別情報を話すことなく、他のユーザに音声発信元のユーザに通知できる。
  • 配信するには好ましくない単語をキーワードに登録し、配信してもよい単語や音に置換して配信できる。
  • 音声を聞くユーザは、他の端末装置と自身の端末装置との位置関係を感覚的に把握できる。
  • 音声で聞き逃がした情報を文字で確認できる。


 

簡単な操作でユーザー同士の音声コミュニケーションを可能にするシステム

 

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  • 自端末装置では、他の端末装置のユーザが発した音声の内、自端末装置の現在地を基準に設定される周辺エリア内で発せられた音声を聞くことができ、車両に乗車したユーザに対し有用な情報を提供できる。
     
  • 車両の現在地に対して進行方向側に偏りを持つエリアに設定される。
    →既に通過した場所で発せられた音声を再生対象から減らしてこれから向かう場所で発せられた音声を増やすことができ、情報の有用性を高くできる。
    →走行予定経路に沿ったエリア以外で発せられた音声を除外することができ、情報の有用性を更に向上できる。
     
  • 端末装置は、所定時間ごとに車両位置情報を自動的に取得し、サーバに送信する。
    →最新の車両情報に応じた音声情報に更新でき、再生される音声を、車両の走行に伴う位置に変化追従できる。
    →音声情報を抽出する構成と比較し、サーバから受信する情報の量を減らすことができる。
     
  • 端末装置は、ユーザの発した音声を入力し、入力した音声を合成音声に変換する。
    →再生スピードの調整、言葉に含まれる感情成分の抑制、音調の調整、音色の調整など変更を容易に行える。
     
  • 端末装置は、再生中に、コマンドを表す音声が入力された場合、そのコマンドに応じて音声の再生態様を変更する。
    →聞きたくない音声を、所定の単位で飛ばして再生することができる。
     
  • サーバは、音声情報が重複するか否かを判定し、重複していれば削除する。
    →内容の重複する音声の再生が省略されるため、同様の発言が繰り返し再生される現象を生じにくくすることができる。
     
  • サーバは、お気に入り情報に対応する音声情報を抽出する。
    →ユーザが必要とする音声情報を効率よく抽出して優先的に再生することができる。
     
  • 端末装置は、車両に搭載されたオーディオ装置と通信可能に構成されている。
    →オーディオ装置の音量を、音声を再生する前の音量と比較して低くするため、音声を聞き取りやすくすることができる。
     
  • comsys_003.png端末装置のユーザは、他の車両から送信された、車両に関する特定のイベントに対応する音声を聞くことができる。
    →他の車両の状態を、運転しながら把握することができる。
    →他の車両において特定の運転操作が行われたことを、運転しながら把握できる。
    →目視だけで他の車両の状態を確認する場合と比較して、安全な走行を行うことができる。(急ブレーキ操作)
    →他の車両からの合図を把握しやすくすることができる。(パッシング操作)
    →他の車両の動きを予測しやすくすることができる。(ウインカ操作)
    →路面の状況を目視だけで確認する場合と比較して、スリップしやすい状況を予測しやすくできる。(ABS作動)
    →車両の下面を擦る危険性が高い状況を予測しやすくできる。(車両の下面の接触)
    →横風の影響を受けやすい状況を予測しやすくできる。(横風)
    →安全な走行を実現できる。(転落、衝突)
     
  • 音声の入力するための操作をハンドル上で行うことができ、車両の運転中のユーザがより安全に音声を入力できる。
    →開始特定動作又は終了特定動作の際、クラクションが鳴らされることを抑制することができる。
     
  • 端末装置の位置に応じて、広告を音声で流す。
    →広告収入を得ることができ、ビジネスモデルを提供できる。
     
  • 特定の相手と通話を楽しむことができる。
     
  • 音声入力の際、感情や丁寧さを検出、判断できる。
    →喧嘩を引き起こす原因となる発言を排除できる。
    →失言を行ったユーザに失言を行わないよう促すことができる。




     

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